家計簿を長く続けて家計管理をするコツ、節約のコツ・貯蓄をするコツを公開します。



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住宅の広告に惑わされない(賃貸と持ち家はどっちが得か?)


今、自分は賃貸アパートに住んでいます。因みに3LDKで約70uの
広さで、家賃は約12万円(管理費・共益費等なし)です。

そんな我が家にはよくマンションのチラシが入ってきます。
その内容は大体こうです。
「家賃を払って何も残らない賃貸に住むより、マンションや一戸建てを
購入して資産を残した方いい」
しかも大体返済プランは賃貸住宅に支払うものより同等かそれより
安いものが多いです。

因みに、手元にあるマンション(3LDKで広さ等大体同じようです)のチラシを見ると、
「3,210万円を頭金10万円(つまり3,200万円借りて)でボーナス月返済0円の場合
月々96,807円」
とあります。
これを読むと、
「あ、これなら家賃を払い続けるより買っちゃった方が得かな。
 よーし、日曜日にはモデルルームでも行こうか。」
なんて思う人も結構いるのではないでしょうか?

でもその下の但し書きにはこうあります。
「35年返済変動金利1.425%(優遇金利1.2%適用の場合の当初金利) 
※別途費用がかかります」
今、ゼロ金利が解除され、金利は上がっています。
大手銀行の住宅ローン金利は現実にじわじわ上がっています。
この変動金利ローンでこのままいくとはなかなか考えづらいです。

また、10年物の国債が1.9%前後ある今、そんな金利を出すなんて
よっぽど良心的な業者さんです。もう少し現実的に、大手銀行の金利を
考えると、この数値は正直微妙な感じがします。

自分は金融のプロではありませんが、こうしたときは、固定金利を
選択して、金利上昇リスクをヘッジしたほうがいいように思います。
三菱東京UFJ銀行のホームページによれば、2007年7月現在、
20年固定でローンを組んだ場合4.850%の金利がかかります。
また、同社のページでは住宅ローンのシュミレーションが出来ますので、
3200万円を4.850%で35年借りた場合の月々の返済額を出してみました。

結果は、158,451円です。なお、35年間で支払う総額は6,600万円です。

しかも、マンションの場合、管理費・修繕積立金などが別途かかります。
このチラシでは管理費約12,000円、修繕積立金が4,000円かかるとあります。
すると、合計で一ヶ月あたり174,000円はかかるようです。
因みに賃貸の場合、経年劣化による修繕は賃貸人がその費用を負担します。

なお、単純計算ですが、固定の場合、仮に賃貸との差額54,000円を、
年利4%の金融資産に35年毎月投資し続けたら、複利の効果もあって
約4,900万円になります。
一律に比べられない面はあるものの、少なくとも3,210万円のマンションが
4,500万円になるとは思えません。

逆に同行の変動金利(当初2.625%)の額がずっとそのままで行けば、
月々の返済額は116,553円で、支払い総額は約4,900万円です。
管理費と修繕積立金あわせれば132,000円程度毎月支払います。
同様に差額12,000円を同じように投資し続けた場合では、逆に1,000万円程度です。
この場合は買ったほうがよかったと言うことになるかもしれません。

不動産に限った話ではないですが、特にローン・預金等の取引を
考えている場合、広告に書かれている都合のいい文字ばかり見ないで
他リスク要因についても考えた方がいいようです。

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